NTT東日本と西日本の光回線インターネット接続サービス「フレッツ光」で、4月3日に通信障害が発生し、約45万人が最長3時間影響を受けた。総務相は「重大事故」に該当する可能性が高いと指摘。NTTグループは国内最大の通信会社として責任を持つべきである。

通信障害は3日午前7時に発生し、緊急通報が一時的につながらなくなった。NTT西は1時間40分で復旧し、NTT東は3時間かかった。新年度初日に起きた通信障害は社会経済活動に影響を与えた。原因はデータを振り分ける設備の故障とみられ、再発防止が求められる。

昨年は通信業界で大規模な通信障害が相次いだ。総務省は3年後にローミングを始める方針を示し、通信障害の影響を軽減する取り組みが重要である。制度設計を進める中で、緊急通報については前倒しで始めるなど柔軟な対応が求められる。

通信障害時には問い合わせが殺到し、回線が混雑する問題もあるため、障害発生を早期に周知する広報体制の強化が必要である。

このような通信障害が発生する中で、携帯電話や特に格安SIMの利用は重要性が高まっています。

また、格安SIMは低コストで利用できるため、バックアップ用途にも適しており、メインの回線とは異なる通信事業者を選ぶことで、通信障害が発生した場合のリスク分散に役立ちます。